大村に縁ある方々の声

園田裕史さま(大村市長・竹松小学校/郡中学校OB)

  ミライに繋がる校歌プロジェクトは、大村市が目指す「一芸に秀でる」という教育目標に通ずるということ、子ども達が本物に触れるということ、広い世界の中からふるさとを想うということを形にしてくれたと思っています。

 私にとっても母校の校歌は「友人を、恩師を、家族を、地域を、人生を振り返るBGM」であります。

 誰しもがそんな想い入れの強い母校の校歌を、このコロナ禍のまっただ中のタイミングで、「決して思考停止ではなく、できることを考える、工夫する、発見する。」という覚悟と勇気で実行をしてくれた2人に心から感謝をお伝えしたいです。

 


坪田明子さま(中学校・音楽科教諭) ※二人の恩師

 

 この校歌プロジェクトの楽曲は、教育の現場としては、プロの歌声での範唱です。新入生の指導の折の校歌紹介や、歌が制限されたコロナ禍での様々な行事の場面で活用することができます。そして多くの方々にとっては、大村との物理的な距離は関係なく、母校の校歌を聴くことを通して、大村人としての郷愁や元気をもらえる貴重な機会になると感じています。

 私自身も母校の校歌は忘れないし、歌うことによって心が動かされる大切なものです。きっと大村を離れた方々にとっても、校歌を聴くことによってあの頃の青春の日々が想起されるものだと思っています。

 また、私は年に1〜2度は2人と会う機会があるので、辻くんの人生も、服部くんの人生も知っています。本場ヨーロッパに傍から見れば無謀にも見えるような挑戦をし、見事プロとして活躍するようになった努力家の辻くんと、若くして起業し沢山の困難の末、多くの能力を身に着けた苦労人の服部くん。

 2人のチャレンジ精神や、プロのスキルがこういう形で共鳴し、故郷への想いとともに結実する。こういう卒業生の想いに触れることができたことは、この上なく私の心の宝物です。

 


坂田信吾さま (特別支援学校・音楽科教諭 西大村小学校/西大村中学校OB)

 辻くんとは大学時代の友人で、彼の音楽に対する姿勢、情熱にいつも尊敬の念を抱いていました。

 クラシック音楽界の頂点であるヨーロッパにおいて、プロの演奏家として活躍する辻くん。このミライへ繋がる校歌プロジェクトは、大村(郷土)を愛する辻くんらしい、想いが溢れた企画だと思いました。

 私にとっても校歌とは、ふるさとの懐かしい思い出をよみがえらせてくれるかけがえのない音楽ですので、きっと多くの方にとってもそんな存在であると思います。

 ここまでくるのに、才能だけではなく、数多くの努力や苦労があったことでしょう。声は人格を表すと言います。素直で美しい心でないと、彼のような心に響く歌声は生まれません。

 この機会に、彼の音楽に対する真摯な情熱や歌声を感じてほしいと思います。

 


二瀬 慎さま(東京都在住・会社役員・富の原小学校/桜が原中学校OB)

 このミライへ繋がる校歌プロジェクトの話を耳にしたときは、地元を離れた私たちOBがコロナ禍で帰省が許されない今、故郷への想いを新たにできるいい機会であり、正直に嬉しく思いました。

 卒業式などの行事でも歌うことが出来ない子供たちを勇気付けてくれる素晴らしいプロジェクトだと思います。

 また、私にとっての校歌とは、何処で聴いても気持ちが引き締まる、懐かしく尊いモノだという認識を改めて持つことができました。

 最後に、私は彼らの同級生ですが、故郷や子供たちの為に、彼らのプロスキルを結集し、形にしてくれたことに敬意を表します。

 

 


吉田 裕子さま(保育士・放虎原小学校/桜が原中学校OB)

 誰もが知っている母校の校歌ではありますが、大人になるに連れ、なかなか聴く機会も減るなかで、このように一校一校丁寧に歌って下さり、また聴く事が出来た事に感謝しています。

 校歌を聴くとあの頃の気持ちが甦りますが、私にとって中学校は人生の転機の3年間であり、心が何度も動き、「人として何が大事か」を教えてもらった場所でもあります。その時代を糧とし、今は教育に関わる者として、小さなこども達に「人として大事なこと」を一生懸命伝えるようにしています。

 私は彼らと一緒に吹奏楽に携わっていましたので、中学校の3年間、同じ目標に向かって必死に頑張ってきた二人を傍で見てきました。部活が終わって夕暮れの中、色んな思いを語りながら、一緒に下校していた二人との関係が大好きでしたが、30年近く経った今でも、あの頃と同じようにお互いのことや、音楽や、郷土を想ってくれている事が嬉しかったです。

 全21校を全て形にするなんて、とても大変なプロジェクトだったと思いますが、いい機会を提供してくれて本当にありがとう!

 


 

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